変動金利が上がってきたら固定金利に借り換えればいい
今は、変動金利のほうが金利が低いので、とりあえず、変動金利で借りておこう。
そして、変動金利が上がってきたら、固定金利に借り変えればいいや・・・
と思っているあなた。
はっきり言って甘すぎです!
理由は、変動金利が上がる前に、固定金利も上がっていることが多いからです
変動金利は、純粋に、現時点での金利水準により決まります。
一方で、固定金利は、将来金利がどう変わりそうか?という予想に基づいて金利水準が設定されます。
言い換えると、変動金利は「今の金利水準の実績」に基づいて金利が決まるのに対し、固定金利は「将来の金利水準の予測」により、決まってきます。
このように、変動金利と固定金利とでは、金利の決め方が違います。
そして、今の金利が低くても、銀行が「金利が上がりそう!」と予想すれば、変動金利が低いままであったとしても、固定金利は上がってしまうのです。
つまり、将来、金利が上がりそうだから固定金利に切り替えよう!と思った時には、固定金利はすでに上がってしまっている可能性が高い、ということになります。
私の(2013年1月時点での)予想では、あと3年〜5年くらいは変動金利は、低金利が続くと思います。
ですので、住宅ローンを5年以内くらいに繰上返済で完済できるくらいの財力があれば、変動金利借り入れでもいいと思います。
でも、もとから30年とか長期で住宅ローンを返済する計画なのであれば、固定金利借り入れにするのが無難だと思います。
金利が高いといっても、所詮は2%もいかないくらいの金利です。
歴史的には、異常なほど、有利な金利水準ですから、これくらいの金利水準で固定できれば十分、、、と私は思うのですが。
あなたは、どう思いますか?