固定金利・変動金利−有利な住宅ローンはどっち?

固定金利・変動金利のどちらで住宅ローンを借り入れればいいのか、悩んでしまう方も多いと思います。

でも、住宅ローンを借り入れる際に固定金利・変動金利のどちらが有利になるかは誰にもわかりません。住宅ローンを借りるあらゆる人にとって「固定金利が有利」とか「変動金利が有利」といったことはないのです。


原則としては「固定金利型で借りておくべき」という人もいますが、はっきりいって、これは間違いです。

住宅ローン

なぜかというと、固定金利型借り入れは「銀行にとってリスクが高い」取引であるため、どうしても、銀行にとって標準的な(固定)利率よりも有利な利率を設定しがちだからです(詳細は、別ページで書いていこうと思います)。

逆の立場(つまり住宅ローンを借りる側)からみると、 そのため、結果的に見れば、変動金利で借りておいたほうが、総合的には有利になるケースが多いと思います。


ただ、そうはいっても、住宅ローンを固定金利で借りたほうがいい場合があるのも事実です。

そこで、次ページ以降では、タイプ別に「住宅ローンを固定金利で借りたほうがいい人」、「住宅ローンを変動金利で借りたほうがいい人」の例を挙げていこうと思います。